学校給食の民間委託案  「会」が和歌山市に中止求める
                                                                   2010917
   「和歌山市学校給食を考える河西の会」は9月17日、和歌山市がすすめる学校給食の民間委託計画について「地元説明が不十分」として、来年4月実施の撤回を求める要望書を市や市教育委員会、市議会に提出しました。要請には日本共産党の渡辺忠広市議が同行しました。
   市は行財政改革の一環として給食自校方式を実施する小学校44校のうち半分の22校の調理業務を民間委託することを計画。すでに自校方式ではない8校(第1、第2共同調理場で調理)と自校方式の5校を民間委託し、さらに来年度、木本、西脇、八幡台、山東、和歌浦、名草の6校を民間委託しようとしています。
   畠山貴晃副市長に要望書を手渡した会代表の一人、中谷吉治さんは、民間委託によって安心安全の学校給食が本当に提供されるのかなど不安や疑問を抱いていることを伝え、地元説明会を市の責任で実施するとともに、地元の理解なしに学校給食の民間委託の4月実施計画は撤回するよう求めました。

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