看護師増員
待遇改善を

和歌山県に
署名3,560人分提出

20101018
 和歌山スリーウエーブ実行委員会と県民医連、県医労連は10月18日、県と懇談。看護職員確保対策の充実を求める署名3,560人分を提出し、医師、看護師、介護職員の大幅増員と処遇改善を求めました。
 御坊・日高地域の看護師は、紀中地方に看護学校がないなか「新卒はもちろん、パートもなかなか来てくれない。一度出てしまうと地元へはなかなか戻りづらい」「代休が80日分たまっている人がいます。夜勤も平均月10回。きびしい条件に毎年辞める人が多く、入ってくる人がいない」と深刻な看護師不足を伝え、紀中への看護師養成所設置や修学資金制度充実を訴えました。
 紀北地方の看護師も「募集しても来ない。育休の人に早く出てきてと、お願いした」とのべ、和歌山市の看護師も超多忙な医療現場の状況を報告し、看護師増員を訴えました。
 和歌山県は、第6次看護職員需給貝通しで掲げた2008年目標数値7,945人に対し、668人(2008年10月1日現在)も不足しています。
 懇談には日本共産党の奥村規子県議が同席しました。


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増員・待遇改善を求めて、県と懇談する看護師ら=10月18日、和歌山県庁