党の「農業政策」で講演   党紀北地区委員会
  TPPは地域破壊                      20101113
 和歌山県の日本共産党紀北地区委員会は11月13日、党中央委員会の有坂哲夫農林漁民局次長を招き、紀の川市で「講演と懇談・日本共産党の農業政策」を開きました。
 有坂氏は自民党による自由化・市場任せが農業と地域を疲弊させ、民主党の政策がそれをさらに拡大していると指摘。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加について「日本の食料、農業、地域を破壊する」と批判し、価格保障と所得補償、各国の食料主権を認める貿易ルール、地域の条件にあった多様な農業の応援など日本共産党の農業政策を紹介しました。
 また和歌山で盛んな果樹・野菜生産について、大手の買いたたき規制など市場取引の公正化や輸入ルールの強化などを提案。「前提となるのは国民の暮らしが豊かになることだ」と雇用・賃金・年金などの改善を強調し、消費者・国民との共同で地域と農業を守ろうと訴えました。

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