和歌山市 短期保険証6ヶ月に統一
共産党、安心医療へさらに
2010年11月18日
和歌山市が国保料の滞納者に対し発行する短期保険証のうち3ヶ月期限のものをなくし6ヶ月期限に統一するなど滞納者に対する対応を一部改善したことがわかりました。10月1日から実施しています。
和歌山市の国保料は県内で2番目に高く、1年滞納すると保険証を取り上げ、医療費を全額負担しなければならない資格証明書を発行。なんとか分納していても滞納があると3ヶ月や6ヶ月期限の短期証を発行していました。
10月改定で3ヶ月期限がなくなり、・ 分納の約束を守る、・ 世帯の全員が70歳以上、・ 重度心身障害者がいる、・ 一人親家庭で高校生など18歳までの子どもがいる、― などの世帯の保険証取り上げをやめ、短期証などになりました。
6月議会で「資格証の世帯で分納相談を行い、分納約束を守っている世帯は短期証の延長など検討する」という市長答弁を引き出した日本共産党の南畑幸代市議は「市は、払える保険料にすること、資格証の発行をやめるべきですが、今回の改定は一歩前進。安心して医療にかかれる和歌山市の実現めざし、引き続き取り組みます」と話しました。
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