学校給食 委託計画なぜ示さぬ　　森下和歌山市議が追求
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010年12月6日
　和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の森下佐知子市議は１２月６日、学校給食問題で市をただしました。
　森下市議は小学校給食の民間委託問題について、市が民間委託する２２校の全体計画を９月市議会前に明らかにすると約束しながら、いまだに放置していることを批判。すでに民間委託を実施した学校では、保護者らに十分な説明もないまま、いきなり来年度から実施するという形をとり多くの混乱をまねいたなか、全体計画を示さないのは「市民にも議員にも不誠実」と追及しました。
　大橋建一市長は「次年度実施校については、選定次第できるだけ早い時期に、学校や保護者に対する説明責任を果たすよう指示した」と答弁しました。
　また和歌山市では未実施の中学校給食について、大江嘉幸教育長は「中学校給食協議会（仮称）のなかでの議論を踏まえ（全体計画を）作成することになる。どういうやり方にせよ、できるだけ早く実施したい」と答弁しました。

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