大艸和歌山市議 高校生の就職支援を
   和歌山市長、相談員検討                2010127
 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の大艸主馬(おおくさ・かずま)市議は12月7日、雇用問題などで市の姿勢をただしました。
 大艸市議は、労働者の平均賃金が1年間で5.5%も減ったのに対し、大企業が内部留保を4.7%も増やし244兆円に達していることを指摘。国民の暮らしがますます苦しくなるなか、市経済の主役の中小企業対策や市独自の経済対策、青年の雇用問題についてただしました。
 大橋建一市長は、融資制度などを紹介し「きびしい経営環境にある中小企業のみなさまを支援していく」と答弁。大江嘉幸教育長は、高校生の就職について市立和歌山高校で12月2日現在、内定率58.1%と報告し、同校に「就職支援相談員の確保を検討している」と答弁しました。また山本牧まちづくり局長は、労働相談員を配置している市の労働相談について、2009年度92件、2010年度は11月までで98件に達していることを明らかにしました。

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