有田川町
切り捨て間伐認めて

 吉田参院予定候補に
 森林組合長


2010
226

   日本共産党の吉田まさや参院和歌山選挙区予定候補は26日、和歌山県有田川町の清水森林組合・松田禎夫組合長と懇談しました。松坂英樹県議、増谷憲有田川町議が吉田氏に同行しました。
   松田組合長は「林家の所得は、林ではほとんどない。手入れを呼びかけても『ほっといてくれ。息子も関心ない』という林家もいる」と指摘。一方で「環境問題となれば森林がついてくる。森林整備は社会へのつとめだ」と林業への思いを語りました。
   松田氏は、森林組合を現場作業から切り離す議論について「作業員を独立させ組合がソフト面だけになれば森林整備は成り立たない」と反対。間伐への補助が間伐材を有効利用する搬出間伐のみを対象にしようとしていることに対し「機械の搬入が難しいところは切り捨て間伐を認めてほしい」と訴えました。
   吉田氏は、木材の輸入を抑え、国産材を使う公共事業や住宅建設の促進、森林保全のための作業道整備など日本共産党の森林政策を紹介し、林業のため全力をあげる決意を表明しました。

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松田組合長(左)と懇談する(右から)松坂、吉田、増谷の各氏=2月26日、有田川町