海難救助 公的支援を

 吉田参院予定候補に
 県漁連専務理事

2010311
   吉田まさや参院和歌山選挙区予定候補と松坂英樹県議は3月11日、和歌山県漁業協同組合連合会を訪問し、海難事故での漁船出動で意見交換しました。
   吉田予定候補は2月に勝浦漁協と懇談した際、海難事故で海上保安庁の船が入れないような沿岸部に同庁の要請で漁船が出動したときの燃料代などを漁協が補助していることについて「国からなんらかの支援があれば」と要請を受けました。
   県漁連の神徳専務理事は「漁業者同士のために各漁協では事故に備え積み立てをしているが、プレジャーボートなど漁業者以外の事故では、海では助けるのが当たり前という前提で、全くのボランティアになっている。2009年の海難事故での漁船出動は県内で3件。大きな負担になっているとは言わないが、公的な制度があれば一番いい」とのべました。
   また神徳専務は「漁業にかぎらず1次産業ではコミュニティー自体が成り立たなくなっている。本当に困っている人は声すらあげられていない。政治で救ってほしい」と訴えました。


      和歌山県委員会TOP

      吉田まさや ブログ


県漁連専務理事(右)と懇談する、吉田氏(中)、松坂氏=3月11日、和歌山市