国保料下げ
  医療充実へ

    おくむらのり子
    和歌山県会議員
      (和歌山市区)


2011310
 おくむらさんが訪れた商店の夫婦は、国保料引き下げを求める署名用紙を見て「これがたいへんなのよ」と力を込めました。和歌山市の国保料は40代夫婦・子ども2人の4人世帯で所得200万円の場合、年間保険料は43万6,810円。近畿圏内で断然高く、払えずに滞納して国保証を取り上げられる世帯も近歳で上位を占めます。
 商店街での署名後、南海和歌山市駅前でマイクを握った、おくむらさんは「国保料が高いと悲鳴が上がっています。半分に減った国の負担金を元に戻すとともに、県や市が国保料軽減の援助を増やすべきです。いのちにかかわる国保証取り上げは許せません」と訴え、勤め帰りの市民らが手を振っておくむらさんにこたえました。
 新興住宅地、子どもの洗濯ものがひるがえる家で主婦が「子どもは循環器の病気でぜんそくもあります。もうすぐ小学生になるので窓口負担がたいへんです」と中学校卒業までの医療費無料化の署名をしながら不安を訴えました。これら託された願いを胸に、おくむらさんは、看護師31年の経験をもとに県議会で質問。医療や福祉をたいせつにする政治実現のため全力をあげています。

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署名で対話する、おくむら県議(右)=和歌山市