党橋本市委員会

東日本大震災と
 原発事故を考える集い


2011526
 日本共産党橋本市委員会は5月26日、和歌山県橋本市で「東日本大震災と原発事故を考えるつどい」を開きました。
 講演した原発問題住民運動全国連絡センターの柳町秀一事務局長は、日本の原発について、世界有数の地震国での立地や、国際基準に沿った規制機関の不在、原発のリスクをコスト計上しないなど問題点をあげ、「世界のなかで日本ほど危ない原発はないのに、『安全神話』で過酷事故の対策をしなかった」と批判。福島原発災害への緊急提言として、原子力安全委員会に権限を与え専門家、技術者、作業員を総結集する体制を確立することや、第三者機関による調査委員会での徹底した調査・検証、エネルギー政策の抜本的見直しなどを訴えました。
 同つどいで、党災害ボランティアとして岩手県大船渡市・陸前高田市に入った富岡清彦・橋本市議が「原爆で焼け野原になった写真のような光景が広がっていました。一番の要望はお金で、義援金がいまだに1円も届いていないと言っていました。無料青空市をすると車3台分の物資が1時間でなくなりました」と被災地の状況を報告。救援活動への参加をよびかけました。

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講演する柳町氏(正面左)=5月26日、橋本市