防災対策を早急に
     和歌山市議会
      渡辺議員が迫る
2011629
 和歌山市議会本会議一般質問で、日本共産党の渡辺忠広市議は6月29日、防災問題などで市の姿勢をただしました。渡辺市議は、河西地区の道路が狭く、民家の密集地区では火災時に消防車さえ運行できない道路が多数あることを指摘。「地震、津波、火災などのとき避難すら困難になることが予測される」と早急な対策を求め、事業開始から28年経過しても用地買収が終わらない道路を示し、建設期限を定めて事業を推進するよう迫りました。
 市は「河西地区の南北道路は緊急避難時、人家倒壊により交通不能が予測される」(大橋建一市長答弁)と認め、2道路を2014年度の工事着工をめざし、1道路を将来的に南進する道路建設につなげると答弁しました。
 また、加太・西脇地区では、津波避難場所が1カ所、津波避難ビルがゼロであるのを期限を切って解決するよう求め、市は「県・市の施設はもちろん、民間の建物にも7月末をめどに協力を依頼する」と答弁しました。

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渡辺忠広 和歌山市議