和歌山市  党後援会が原発を学ぶ
                                                      2011910
 和歌山市の日本共産党和歌浦後援会は9月10日、同市で「原発問題を考える会」を開きました。
 報告に立った元関西電力社員の男性は、福島原発事故について巨大津波への対策を怠るなどした人災と告発。男性は、関電が事故後、福井県の若狭湾で大津波は発生しないとして同地域にある同社11基の原発の安全宣言をしたことについて、「400年前、天正大地震で若狭地方を大津波が襲った記録がある。関電はこれを知りながら意図的に無視して2メートル未満の津波しか想定していない」と厳しく批判しました。
 同男性は、原発1基(100万キロワット)が年間、広島型原爆1,000個分の死の灰を生み出し、それを閉じ込める手段を人類が手にしていないことを指摘。危険な原発から撤退し自然エネルギーへ転換する運動を広げようとよびかけました。
 震災ボランティアとして岩手県で活動した姫田高宏市議が被災地の状況を伝え、藤井健太郎前県議が、1基の原発も許していない和歌山県民のたたかいを報告しました。

    
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