防災無線強化が必要
     和歌山市議会 姫田議員が要求
                                                                   2011913
 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の姫田高宏市議は9月13日、防災問題で市の姿勢をただしました。
 震災ボランティアとして岩手県陸前高田市で活動した姫田市議は、現地で聞いた「地震直後に停電して防災無線がただひとつの情報源だった」という状況を紹介。「和歌山市で防災無線が、津波避難対象地域のすべての家に聞こえるのかどうかはっきりさせる必要がある」、「聴覚障害者への避難勧告の周知をどうするのか」、「防災無線が聞こえない家には、海南市などで実施している個別受信機の貸与を進めるべきだ」と迫りました。
 池永俊二危機管理監は防災無線の調査について「詳細な調査が必要ならば検討する」、障害者については「情報伝達手段について研究する」、個別無線機について「さまざまな伝達手段を検討する」と答弁しました。
 姫田市議が、国基準の74.1%しかない消防職員の増強を求めたのに対し、大橋建一市長は「適正な確保に努める」と答弁しました。

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