TPPでJAと懇談
  反対へ和歌山市議団

2011
112

 日本共産党和歌山市議団は11月2日、TPP(環太平洋連携協定)問題で和歌山市の「JAわかやま」と懇談しました。
 川口順弘組合長は、市内では稲作農家が少ないものの、TPPにより葉物野菜に影響が出るだろうと懸念。安全・安心・新鮮な都市近郊農業をめざし、農薬管理にも厳格に対応していることを紹介し「(残留農薬などを)高い安全レベルに合わせるのでなく、低いレベルに合わせるということになると(食の安全が)心配だ。政府は(TPP参加にむけ)タイミングをはかっているが、許しがたい」と怒りました。
 懇談では、担い手の減少と高齢化が急速に進行するなか、遊休農地を活用する農業生産法人「JAファームわかやま」の活動など、都市近郊農業の存続・発展についても話し合われました。
 党市議らは、都市近郊農業と会の安全を守るためTPP反対に全力をあげることを表明しました。

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川口組合長(左)と懇談する和歌山市議団=11月2日、和歌山市