和歌山市で原発学習会
     河西地域の革新懇準備会



20111119
 和歌山市の河西地域革新懇準備会は11月19日、日本共産党の藤井健太郎前県議を招き、原発問題の学習会を開きました。
 同準備会は、河西地域に革新懇をつくろうと西村純一、貴志芳子、加藤正裕、渡辺忠広の4氏がよびかけました。今回の学習会は、同準備会として初めての開催です。
 藤井氏は、牛肉、米などから政府が決めた基準値すら超える放射線が、事故から9ヵ月たった今も検出されている状況を示し、「時間的にも空間的にも、原発事故には他の事故にみられない異質な危険があります」とのべ、安全神話をふりまき過酷事故への対策を怠った政府と電力会社をきびしく批判。和歌山県では県や町などが原発推進をかかげ誘致に走るなか、住民の奮闘で1基の原発も許していないことを紹介し、原発から撤退し自然エネルギーに転換する運動を広げようとよびかけました。
 子どもと一緒に参加した女性は「海も空もつながっています。子どもに何を食べさせていいのか心配です」とのべ、農家の男性は「日本の食べ物への心配が広がり、さらにTPPもあり、このままでは農業がやっていけなくなるのではと不安です」と語りました。

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講演する藤井氏=11月19日、和歌山市