防災無線の改善急げ
   和歌山市議会姫田市議が要求


2011127
 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の姫田高宏市議は12月7日、防災問題で市の姿勢をただしました。
 姫田市議は、東日本大震災の災害ボランティア活動で岩手県陸前高田市の藤倉泰治市議から「陸前高田の教訓を持って帰ってほしい」と託されたことを紹介。「少なくとも地震や津波の情報をすべての対象者に伝える仕組みを早くつくることが必要だ」とのべ、3.11に和歌山市に津波がきたとき、防災無線の聞こえない地域が多数あった問題を6月議会からとりあげ、市も改善を約束したにもかかわらず、市民にはっきりとわかる形で対策がすすんでいないと指摘。「いま、大津波が来たら、やはり避難勧告の防災無線が3.11の時に聞こえなかった所には聞こえない。逃げ遅れた方が被害にあったとき市は『163日では何もできませんでした』と言うつもりか」と迫りました。
 池永俊二危機管理官は「防災無線の放送方法や増設場所を検討していきたい。(福祉施設などに)戸別受信機の設置作業をすすめている」と答弁しました。

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