和歌山市 産廃処分場計画
    搬入車 通学に影響
         市に日本共産党市議団



201223
 住民らが「命の水を守れ」と建設に反対している和歌山市滝畑の産業廃棄物最終処分場問題で日本共産党和歌山市議団は2月3日、産廃を搬入するダンプのため子どもたちの通学の安全に重大な影響があると、市と市教育委員会に要望書を提出しました。
 市への要望書で南畑幸代市議は「最近も100軒以上の住民の方を訪問した。交通の問題をみんな心配している」と紹介。搬入路、台数、時間、日数、車両トン数などを明らかにして地域住民に説明することが求められていると調査・説明を要求。また水源地に産廃場という無謀な計画そのものを許可しないよう求めました。
 応対した松見弘副市長は「(産廃施設許可が中核市に委譲されたため許可を検討するのは)市として初めてのケース。各地でのトラブルも聞いている。慎重に対応したい」とのべました。
 教育委員会では、通学路をはじめ子どもの安全面から業者に対し「意見」を提示するよう求め、大江嘉幸教育長は「来週開く定例の教育委員会議で要望を報告する」とのべました。

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副市長(右)に要望書を手渡す日本共産党和歌山市議団=2月3日、和歌山市役所