国保証取り上げ
　　　和歌山市議会
　　　松坂美知子議員ただす
2012年3月7日
　和歌山市議会本会議で日本共産党の松坂美知子市議は３月７日、国民健康保険問題で市の姿勢をただしました。
　保険料が高すぎて払えず滞納したために保険証を取り上げられ、無保険や資格証明書交付になり窓口全額負担となったため、病院に行けず、あるいは行くのが遅れ病状が悪化、死に至った事例が民医連の調査だけでも全国で６７人もいたことを紹介。「払えるのに払わないということが本当に証明できた場合以外は、慎重に取り扱っていただきたい」という大臣答弁を示し、「２２年度の資格証明書１,８８０世帯について、すべて払えるのに払わない人たちだと証明できたのか」と迫り、資格証明書ゼロを目指せと要求しました。
　上島勲市民環境局長は「返事もなく納付意思が認められない世帯に資格証明書を発行」と本人との接触がないままの保険証取り上げを明らかにしました。松坂市議は「滞納者との直接面談の後でなければ資格証明書は渡さないところから始めるべきだ」と強く要望しました。

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