原発ゼロ 心ひとつに  大震災1年 パレードなど多彩に
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 すべての被災者の生活・生業(なりわい)の再建を、原発なくせ―。東日本大震災・福島原発事故から1年の3月11日、近畿各地でも被災地と連携して集会やパレードがおこなわれ、多くの人が参加しました。

  和歌山 

     人文字をつくる参加者たち=3月11日、和歌山城

震災復興にむけ知恵と力注ごう
 和歌山では、「原発ゼロ 震災復興 いのち守ろう 県民集会」が和歌山城西の丸広場で開かれ、バス30台で県内各地から2,500人が参加しました。
 よびかけ人を代表して大泉英次和歌山大学教授は「震災復興に私たちの知恵と力を注ごう」と訴えました。
 福島県富岡町から和歌山市に避難した佐藤勉さん(67歳)は「知人・友人とバラバラになって暮らさねばならないのがつらい。原発は絶対反対だと頑張ってほしい」と語りました。
 「日高原発・核燃施設反対30キロ圏内住民の会」の橋本武人事務局長が原発建設計画を阻止した運動を報告。県保険医協会の龍神弘幸理事長、有田民主商工会の児島成一会長が訴えました。
 市内を行進し、広場で「原発ゼロ」の人文字をつくりました。
 子ども連れの女性や若者の参加が目立ち、紀美野町から来た女性(42歳)は「福島県川俣町から子ども3人と避難してきました」と話していました。
 日本共産党からは、くにしげ秀明衆院和歌山1区予定候補、原やすひさ衆院和歌山3区予定候補らが参加しました。

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