自立支援法
  「国は約束守って」

   くにしげ氏が元原告と懇談


2012420
 障害者自立支援法違憲裁判の基本合意とその後まとめられた骨格提言を踏みにじる障害者総合支援法案を民主・自民・公明3党が衆院厚生労働委員会で採決を強行するなか、日本共産党の、くにしげ秀明衆院和歌山1区予定候補は4月20日、違憲裁判の元原告、大谷真之さん(37歳)と懇談しました。
 障害者自立支援法を廃止し障害者の意見を踏まえた新法をつくるという基本合意と骨格提言の画期的成果を否定する障害者総合支援法案について大谷さんは「総合福祉法に期待していたのに僕らの声を聞いてもらえなかった。国に憤りを感じています」と怒りました。大谷さんは、3年前の訴訟和解で長妻大臣、鳩山首相(いずれも当時)が大谷さんと握手したことを振り返り「あれは、なんやったんやろうと思います。約束を守ってほしい」と訴えました。
 くにしげ氏は、基本合意、骨格提言の実現に全力をあげることを表明。また4月27日年後7時から、こくた恵二衆院議員を招き和歌山市民会館で開く日本共産党演説会で大谷さんの思いを壇上から訴えてほしいと依頼すると大谷さんは「できる限りの思いをしゃべりたい」と快諾しました。

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大谷さん(左)と懇談する、くにしげ氏=4月20日、和歌山市