医師・看護師ら
大幅増員求める
和歌山市でパレード
2012年5月12日
「看護の日」の5月12日、医師、看護師、介護職員の大幅増員を求めるスリーウェーブ・パレードが和歌山市で実施されました。
出発集会で日本医労連の山田真巳子委員長は、医療の現場でも非正規雇用が増え、賃金も下がり、18時間連続勤務などの長時間労働が増えていると指摘。「命を大切にする政策が実行される国に変えていかなければならない」と訴えました。
古田光明医師は、臨調行革による医師削減で25歳から45歳の医師が特に少なくなるなか「団塊の世代の高齢化で一気に病気が増えるが、手術もできない大変な状況が待っている」と早急な対策を訴えました。泉紀江助産師は、人員不足で疲れきった医療現場の実態を告発し、看護師の大幅増員を訴えました。
介護職場から坪井良助、木村正範両氏が、低賃金のもと仮眠もとれない夜勤実態などを報告し、働き続けられる職場にと訴えました。
日本共産党の奥村規子県議が来賓あいさつしました。
参加者らは「大幅増員で命を守れ」と訴え市内をパレードしました。
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