未払い賃金支払いを  トラック運転手救済へ署名を提出 和歌山地裁
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 トラック運転手の男性(40歳)が「こおの交通」(和歌山県海南市)を相手に未払い賃金の支払いなどを求めた裁判が5月23日、和歌山地裁であり、「励ます会」などが集めた公正な裁判を求める署名778人分が提出されました。
 男性は、未払い残業代の支払いを求め労働基準局に申請。これに会社側が出勤停止などの違法な処分を繰り返し、労働委員会のあっせんにもまともに対応しないなか、裁判に訴えたものです。
 報告集会で山崎和友、丸山哲両弁護士は、提出した署名について「こんなに集まるんだと思いました。裁判官も『これは』と感じたことでしょう」と運動を励まし、支援者らはさらに署名を集める決意を語りました。また、これまで到着時間しか決めず、遅れればペナルティーを課せられたトラックの運行が、出発時闇や通過点が決められるなど「裁判闘争により、職場環境が前進している」と報告されました。
 日本共産党の河野敬二橋爪美恵子両海南市議、美濃良和紀美野町議が傍聴しました。

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