介護実態把握務める
   和歌山市が松坂議員に答弁


2012618
 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の松坂美知子市議は6月18日、介護保険、障害者施策について市の姿勢をただしました。
 和歌山市では4月の介護保険改定により、利用者が払う保険料の基準額が月5,800円を超え、事業者が受け取る介護報酬は2.8%減額しました。松坂市議は、さまざまなサービス後退によって「今までしてもらっていたことがしてもらえなくなって大変困っている」など利用者の声を紹介し、「国に言うべきことは言い、市民の立場に立った対応を」と求めました。
 永井尚子健康局長は「現場の実態把握に努める」と答弁しました。
 松坂市議は、脳性マヒの障害者やALS(筋萎縮性側索硬化症)患者が市に24時間介護を求めて裁判を起こし、いずれも原告勝訴の判決が出され、市も受け入れたことを指摘。「命をつないでいくために1日21時間を下回らない訪問介護が必要」という判決を紹介し、結果をどう生かすのかと迫りました。
 小松孝雄福祉局長は「判決は、今後の支給量決定のさい、一定の判断材料になりうる」と答弁しました。

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松坂美知子 和歌山市議