産廃施設反対の住民の声生かせ  御坊市議会意見書 全会一致
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 和歌山県御坊市議会は6月27日、産廃処理会社「大栄環境」(大阪府和泉市)が御坊市塩谷町に計画している産廃処理施設について、反対住民の声を最大限生かすよう求める意見書を全会一致で可決しました。許認可権をもつ仁坂吉伸知事あてに郵送しました。
 計画は6万4,958平方メートルの管理型最終処分場を含む25万7,000平方メートルの広大なもので容量は134万4,835立方メートル。管理型最終処分場は県内初で、大栄環境は生活環境影響評価を実施、県に設置許可を申請しています。
 意見書は、全国の安定型や管理型の処分場で事故や安全性が確保されない実例が多発していることを指摘。反対する住民が周辺地域で7割を超え「処理施設建設への理解には程遠い状況である」と強調し、住民の声を最大限生かすよう求めました。

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