自然公園で地雷訓練
    美浜町長と自衛隊に抗議








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 和歌山県立自然公園「煙樹ヶ浜」(美浜町)で7月6日から自衛隊による水際地雷訓練が実施されるなか、「美浜町軍事パレード・水際地雷訓練反対連絡会」は7日、御坊市で抗議と運動交流の集会を開きました。
 同連絡会の中本徹代表は、森下誠史美浜町長が、町民の誰も知らないうちに、町議会にもはからず5月30日、自衛隊と軍事訓練の協定を結んだことを糾弾。「怒りの声を大きくして訓練を中止させよう」とよびかけました。
 「美浜の自然を守る会」の谷岡元武氏が、訓練の概要や、全国で唯一、県民憩いの場である自然公園で実施される軍事訓練であることなど問題点を報告。「9条の会みはま」の谷口幸男氏が、煙樹ヶ浜の歴史と、50年前に美浜町でたたかわれた自衛隊基地建設反対闘争を紹介しました。また「憲法9条を守る和歌山県民の会」の坂本文博氏が、日米安保条約と同軍事訓練との関連を解説し、運動を広げようとよびかけました。
        県議会質問を報告する、松坂英樹県議=7月7日、御坊市
 会場からは、日本共産党の松坂英樹県議が同訓練の県議会質問を報告するなど、質問や意見が多数出されました。「うたごえオールスターズ&煙樹ヶ浜合唱団」が、この運動から生まれた「恋人たちの浜」「海を守れ浜を守れ」を歌いました。

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「美浜町軍事パレード・水際地雷訓練反対連絡会」の抗議と運動交流集会=7月7日、御坊市