歩道広く 車いす通れる
   和歌山市の国道 住民の運動実る
              山下参院議員ら視察




201278
 和歌山市四箇郷(しかごう)地区の国道沿いの歩道が狭く、地域住民が拡幅を強く求めていましたが、このほど1.4キロにわたって国道両端の歩道が広くなり、同問題にとりくんだ日本共産党の山下よしき参院議員が7月8日、地元住民や藤井健太郎前県議、松坂美知子市議らとともに視察しました。

拡幅した歩道=7月8日、和歌山市 2007年当時、参院選候補だった山下氏が視察したこの歩道は、狭いところで50センチ。人がすれ違うのも難しく、車いすが通れないところもありました。車の通行量は和歌山市内でも最も多い道の一つで、すぐ横を大型トラックが疾走する狭い歩道の危なさに、高齢者は遠回りして別の道を通るありさまでした。
 この問題で日本共産党四ヶ郷支部は地元住民らとともに運動。藤井前県議も河川国道事務所と交渉を重ね、四箇郷地区連合自治会も国に要請の文書を提出しました。こうしたなか国土交通省は2009年10月、拡幅工事に着手。1.4キロ間が完成し、さらに連続する二つの区間が今年度と来年度に工事計画されています。
 地元の東加納第二自治会の後光則会長は「この道は通学路で、災害時には避難場所の小学校に行く避難路です。拡幅は悲願でした。みなさん喜んでいます」と話し、山下氏は「困ったことがあれば何でも共産党に声をかけてください。私も全力でとりくみます」とこたえました。

     和歌山県委員会の被災者救援募金にご協力お願いします←

     和歌山県委員会TOP


左から松坂氏、山下氏、藤井氏=7月8日、和歌山市