消費税に頼らず再建
        田辺市で懇談会





2012714
 和歌山県の日本共産党南地区委員会は7月14日夜、消費税に頼らず社会保障充実をはかる党の「提言」を語る経済懇談会を田辺市で開きました。農業や商業関係者ら130人が参加しました。
あいさつする原やすひさ氏=7月14日、田辺市 原やすひさ衆院和歌山3区予定候補のあいさつに続き、山下芳生参院議員が「提言」を報告しました。政府の「一体改革」では「国民の暮らしも社会保障、財政、経済もダメにする」と批判し、「提言」で能力に応じた負担の税制改革を行うと強調。「消費税に頼らなくても財政危機打開は可能だと大いに訴えていきます」と訴えました。
 「中小業者は消費税分を買いたたかれ、輸出大企業は消費税を全然払っていないことをもっと知らせたい」(田辺民主商工会)、「所得200万円以下の人が多く施設を利用しています。障害者団体として断固消費税増税反対の立場です」(障害者福祉施設)との発言がありました。
 同市の男性(72歳)は、市内のコメの販売業者が激減したが、政府の「規制緩和」と値下げ競争がもたらしたと告発。「一日も早く『提言』にある大企業との公正・公平な取引ルールをつくってほしい」と話していました。

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提言を報告する、山下よしき参院議員=7月14日、田辺市