この声大きくなあれ 新宮市でデモ 原発止めて
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 女性たちがつくる「新宮でもデモ」は7月27日、和歌山県新宮市で「新宮ワンラブマーチ」を実施。ベビーカーを押した女性や子どもたち、そして男性ら17人が「原発止めて、いのちが大事」と童謡風に歌いながら歩き、沿道の注目を集めました。
 同行動は6月末から、ほぼ毎週金曜日に取り組まれています。行進をよびかけた女性(51歳)は、「官邸前など日本中で行動が始まっています。小さくてもつながって大きなものになっていくと思います。新宮から声を出していきたい」と語り、もう一人のよびかけ人の女性(33歳)も「原発だけじゃなく、もっといろんなことを考えてほしい。デモが考えるきっかけになればと思います」と話しました。
 2人の子どもを連れた女性(32歳)は「群馬から震災の次の日に避難して今、那智勝浦町にいます。ガレキの広域処理が心配です」とのべ、同じく2人の子どもといっしょの女性(31歳)は「これ以上、安心して暮らせない日本にしないでほしい」と訴えました。
 日本共産党の杉原弘規市議も参加。杉原市議とともに、市に放射能測定を申し入れた男性(42歳)は「市長に20人くらいで会い、心配だと訴え、市内4ヵ所での測定が実現しました。新宮は値が和歌山で一番高く、心配です」と話しました。

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