和歌山入港の自衛隊護衛艦
  市民に戦争道具公開



2012728
 自衛隊佐世保基地(長崎県佐世保市)所属の護衛艦「いそゆき」は7月28日、一般公開を理由に和歌山港に入港。子どもに砲弾を抱かせるなど民間専用の港で市民にさまざまな戦争道具を公開しました。
 「いそゆき」は、前部に76ミリ砲とアスロックランチャー、後部に短サムランチャーを装備し、哨戒ヘリコプターSH‐J601を搭載、乗員160人というもので、艦内にいた自衛官は「航空機と潜水艦に対応する標準的な護衛艦」と説明しました。

 陸上自衛隊による軍事パレード=4月28日、美浜町

 和歌山県では今年に入り、美浜町で和歌山駐屯地による軍事パレード、有田市・有田川町で武器を携行しての行進訓練、日高町・日高川町・広川町でレンジャー訓練、日高川町で武器を携行しての行進訓練、県立自然公園「煙樹ヶ浜」での水際地雷敷設訓練の開始、有田市内の中学校に戦闘服姿の自衛隊員が入り中学生相手に「防災実技訓練」、そして今回の民間専陸上自衛隊による水際地雷敷設訓練開始式=7月6日、美浜町煙樹ヶ浜用港への自衛艦入港、さらに8月6日には民間専用の白浜空港で海上自衛隊P‐3C哨戒機への体験搭乗も計画されるなど、市民生活の場に武器を持ち込んでのデモンストレーションが急速に広がっています。

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自衛隊の護衛艦「いそゆき」