地雷訓練中止求めよ  反対連絡会が美浜町と交渉
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 和歌山県美浜町の県立自然公園「煙樹ヶ浜」での自衛隊よる水際地雷訓練問題で、「美浜町軍事パレード・水際地雷訓練反対連絡会」は8月9日、訓練中止などを求めて美浜町と交渉しました。
 「9条の会美浜」の女性は「生活圏のなかにある自然公園で、近くに学校もある。子どもたちの目の前での軍事訓練を許可したことにものすごいショックを受けています。子どもたちにどういう未来を見せるつもりですか」と訴えました。
 また参加者らは、浜がブルドーザーで掘り返されるなどの自然破壊や訓練のエスカレート、監視体制などで交渉しました。
 応対した上田収司副町長は、訓練エスカレートについて「(自衛隊と町との)協定は(2006年の)模擬訓練の範囲内というのが前提だ。計画書に模擬訓練と異なるヘリコプターを使うとか銃を持つなどあれば計画書は受け取らない」とのべました。監視体制については具体的な方法を示しませんでした。
 自然破壊ついて上田副町長は「県と自衛隊の協議の範囲になる」としました。7月の訓練で、ウミガメの産卵場所が訓練地に入っていた問題では「データを自衛隊に渡し留意するよういった」としました。
 交渉には日本共産党の中西満寿美町議が同席しました。

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