福島の被災体験は
      有田川町で聞く会




201298
 福島県から避難してきた女性2人を招いた「福島の話を聞く会」(実行委員会主催)が9月8日、和歌山県有田川町でありました。
 女性たちはいずれも福島県郡山市で被災し和歌山市に避難、県営川永団地に暮らしています。川永団地では震災被災者が多い時で11家族26人、現在も7家族17人が暮らしています。
 女性たちは当時の状況について、「デパートに勤務していたのですが、震度6強の揺れはいままで経験したことのないものでした。もう死ぬと思いました。向かいにある5階建てのビルが崩れました」、「私は外にいたのですが、すぐ横を地割れが走り、右側にあった建物はすべて崩れました。駐車場では4台の車がゴムまりのようにはずみました」と当時の恐怖を振り返りました。また、雪の降るなか毛布もないさびしい避難所生活にさらに追い打ちをかける原発災害で、情報がほとんどない不安な日々を送ったことを報告しました。
 同会には、日本共産党の松坂英樹奥村規子両県議、増谷憲、堀江真智子両町議が参加。松坂県議が、党県議団が今月実施した福島県南相馬市などへの視察を報告しました。

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震災、原発災害について聞く参加者=9月8日、有田川町