堤防など防災強化を
    和歌山市議会
     渡辺忠広議員がただす

2012912
 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の渡辺忠広市議は9月12日、防災問題で市の姿勢をただしました。
 渡辺市議は、住民の4分の1にあたる4,056人が参加した同市議の地元、木ノ本連合自治会での自主防災訓練の模様を紹介。市内を流れる紀ノ川の堤防が構造上、堤防にしみこんだ水により決壊する恐れがある、「浸透破堤」であることや、浜大川にかかるわずか2.5メートルの橋でも崩落すれば400世帯が孤立すること、また沿岸にある重油タンクの問題点などを指摘し、防災対策の強化を求めました。
 答弁に立った池永俊二危機管理局長は浸透破堤について「どの場所で発生しても甚大な被害になる。県と連携し(国に改修を)要望していく」とし、川端正展建設局長は橋について「緊急時の観点から優先順位を考慮し整備する」と答弁しました。林正義消防局長は貯蔵タンクなどについて「必要な検討を進める」としました。

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