岩出市議選１月２０日告示
　　子育て支援など訴え
　　　　増田・市来両予定候補



2013年1月11日
　岩出市議選（１月２０日告示、２７日投票）で日本共産党の増田こうじ（５６歳）、市来りえ（４１歳）両予定候補＝いずれも現職＝が奮闘しています。選挙は定数２減の１６に１９人の立候補が予想される大激戦の様相です。
　岩出市は大阪や和歌山市のベッドタウンとして和歌山県で数少ない人口が増加している自治体で、子育て世代の割合が高い市です。しかし子育て支援策は貧弱で、子どもの医療費無料化は、通院が就学前まで、入院のみ小学校卒業までと県内でも遅れた自治体です（県内３０市町村のうち通院・入院とも１８歳まで無料が１町、中学校卒業までが１２町村、小学校卒業までが７市町）。また人口約５万３,０００人の市に中学校は二つだけで、２校の生徒数は県内１位、２位のマンモス校です。
　オール与党化の傾向が強い市議会は、中学校卒業までの医療費無料化を求める請願（１万３,２１１人分）を否決、無料化拡大を拒否する市長を支えました。中学校新設も市長は拒否しています。両予定候補は、自由に使える財政調整基金が１５億円など市に貯金が４５億円もあり、さらに年々増えていることを指摘。財源も示し子育て支援や高齢者対策、国保税や介護保険料の値下げを提案しています。

　　　　日本共産党和歌山県委員会ＨＯＭＥ