参院選勝利へダッシュ
原やすひさ和歌山選挙区予定候補
原発いますぐゼロ。
共に歩む
2013年1月20日
正月、旧・日置川町(現・和歌山県白浜町)市江の海を見ました。先月、三十数年前に原発建設を許さなかった、この地の家々を訪ね話し込みました。
あの関西電力の嵩(かさ)にかかった建設を容認せよとの攻撃は、いまでも腹の底からの怒りとともに思い出す。三十数年の星霜が過ぎ、闘士たちは男も女もみな老いましたが、福島の事故を語るときには、ため息まじりに当時をふりかえりました。
「こと原発だけはなあ、共産党だけやわ頼れるのは」と、そう言ってくれる高齢の女性。たたかいで実感したことばだと受け止めました。
「私たちの住む国は数枚の割れかかったお皿の上に乗っている」と、ある学者が言っていましたが、阪神・淡路や東日本の大地震を経験するとほんとにそうだと実感します。増えつづける「核のゴミ」・使用済み核燃料をどうするのか。
原発ゼロは、スイッチ切ってハイそれで終わりにならない。何十年もかかる後始末があります。再生エネルギーはコストがかかるやへったくれやと言ってる場合ではありません。原発フリーにいまこそ進むべきです。
いま、県内各地の原発反対の集会やデモに参加しています。あの頃のたたかいとはまるで違う風景があります。若い世代が運動を引っ張っているのは変わりませんが、着ぐるみをまとった人、太鼓やギターを鳴らす人、時代が移ったと実感します。
変わらないのは電力資本の体質です。地震多発国の日本で軽水炉原発という未完成の危険なものを動かしているという責任感がない。
原発いますぐゼロ。この世論と運動を大きく盛り上げ、一日もそれをはやく実現するためにみなさんとともに歩みたい。
(原さすひさ)
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