和歌山市街地に馬券売り場ノー
 
       原やすひさ予定候補が住民と懇談




201327
住民と懇談する(右から)渡辺、原の両氏=2月7日、和歌山市 和歌山市の「ぶらくり丁商店街」に計画されている、地方競馬の馬券が買える場外馬券売り場問題で、日本共産党の原やすひさ参院和歌山選挙区予定候補と渡辺忠広和歌山市議は2月7日、住民らと懇談しました。
 計画地は和歌山市の中心市街地で、幼稚園や小・中・高校、短大、専門学校など教育施設や、救急指定病院など医療機関が多数あります。計画地に隣接する道路は通学路に指定され、すぐとなりは子どもたちも利用する「まちなか交流スペース『みんなの学校』」です。
 同計画に対し、本町地区連合自治会長の「同意書」が出されていますが、住民らは「総会など正式な手続きを経ていない」と指摘。連合自治会を構成する36単位自治会のうち19自治会の会長が国に施設設置反対の要望書を提出し、同地区にある20団体のうち、社会福祉協議会など17団体が反対を表明しています。
 懇談した住民らは「地域の発展振興になるとは思えない。子どもたちへの悪影響が心配です」「2015年に国体もあるのに和歌山城の近くに馬券売り場ができたら笑われる」と反対しました。原民らは、19日に上京し管轄の農水省に住民の声を伝え、計画を許可しないよう求めてくることを紹介し、計画阻止に全力をあげると表明しました。

    日本共産党和歌山県委員会HOME


和歌山市本町・中ぶらくり丁の、場外馬券売り場設置予定のビル