TPP参加表明反対 共産党、参院予定候補先頭に宣伝
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 「環太平洋連携協定(TPP)参加反対で国民的な共同を広げましょう」―。日本共産党は3月16日、各地で安倍晋三首相がTPP交渉参加を表明したことに抗議し、撤回を求める街頭宣伝に取り組みました。国会議員、参院選挙区予定候補を先頭に繁華街や駅頭で訴え、党員や後援会員がビラを配りました。


  和歌山  田辺市で原氏 「撤回せよ」
原やすひさ氏 安倍首相のTPP交渉参加表明に日本共産党は、和歌山県田辺市で原やすひさ参院和歌山選挙区予定候補が「撤回しかない」と訴えたのをはじめ、県内各地で宣伝にとりくみました。
 JR和歌山駅前では竹内良平県委員長や和歌山市議団らがビラを配布。竹内県委員長は、安倍首相の表明に強く抗議するとともに、首相が強調する「守るべきは守る」が日米首脳会談の共同声明からも全く根拠のないものであることが明らかだと指摘しました。
 さらに、TPP参加により、今回政府が農業生産の「3兆円減」と試算を発表したことからも明らかなように日本の農業に壊滅的打撃を与えるだけでなく、医療や雇用などさまざまな分野に大きな影響を及ぼし、地域経済の崩壊を引き起こすと強調し、「参加してしまえば条件が不利だからと脱退などできません。交渉への参加はやめるべきです」と訴えました。
 ビラを受け取った女性(65歳)は「日本に共産党があってよかった。がんばって」と激励しました。

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