生活保護切り下げ批判 和歌山で学習会
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 和歌山市社会保障推進協議会は4月6日、和歌山市で生活保護の問題で学習会を開きました。
 講演した高槻市福祉事務所(大阪府)ケースワーカーの高田正樹さんは、保護基準の切り下げなど当事者を蚊帳の外に置いたまま進む生活保護の逆流を批判。2000万人以上が貧困状態にあるのに生活保護利用者が214万人しかいない日本の状況を示し、「必要な生活保護が受けられない社会を私たちは都合の悪い社会だと思っているが、具合のいい社会と思っている人たちもいる。その人たちは、お金を持ち、権力に近く、マスメディアを支配している。これに対抗して運動をつくっていかなければいけない」と運動の強化をよびかけました。
 会場から和歌山市の生活保護申請の実態などが紹介され、日本共産党の姫田高宏市議は「本来、地方に押し付けず国が責任を持つべきものだ」と生活保護行政を悪化させる自民党政治を糾弾しました。

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