第84回メーデー開催 景気回復は賃上げが一番
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 第84回メーデーが5月1日、2府4県で開かれました。安倍政権が「人間らしく生き、働ける社会を」との願いに対し、働くルールを壊し大企業が「世界一活動しやすい国」づくりを狙うもとで、各地の参加者は「内部留保を活用し賃上げ、安定雇用を実現しろ」、「憲法改悪は断じて許せない」と力強く唱和し、デモ行進しました。

  デモ行進するメーデー参加者ら=5月1日、和歌山市  和歌山 安心の子育て社会に

 和歌山県内では、9ヵ所で実施されました。和歌山市の県中央一メーデーには1,000人が参加。武内正次県地評議長は開会あいさつで、「財界中心、アメリカいいなりの政治を変えよう」と訴えました。金原徹雄弁護士が「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」による5月3日のアピール行進への参加を、TwitNONukes和歌山の奥野亮平氏が5月4日実施の「原発さよなら行進@和歌山」参加をよびかけました。
 紀ノ川農協組合長がTPP参加反対を訴え、日本共産党の原やすひさFacebook参院和歌山選挙区予定候補が「歴史の逆行を許すな」と憲法を守るため全力を挙げる決意を表明しました。
 参加者らは、消費税増税中止などを訴え市内をデモ行進。3ヵ月の赤ちゃんをベビーカーに乗せ参加した女性(30歳)は「1年くらいは産休で休みたいのですが、来月から職場復帰しなければなりません。安心して子育てできる社会になってほしい」と話しました。

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