医師・看護師・介護職員増員を
    和歌山市で
     実情を訴え行進
2013518
 医師、看護師、介護職員の増員をもとめるスリーウエーブ・パレードが5月18日、和歌山市であり、100人が参加しました。
 出発集会で、佐藤洋一医師は、連続36時間勤務や輪番制で詰める救急センターで一晩に3ケタの患者を診るなど医師の勤務実態を紹介し、「税と社会保障の一体改革を阻止して医師、看護師、介護職員を増やそう」とよびかけました。職場報告では、看護師になって2年目の女性が「余裕がないと笑顔も難しい。足りないことを知ってほしい」と訴え、ベテラン看護師は、時間外勤務の常態化やサービス残業が横行している実態を報告し、「早急な職場環境の改善が必要だ」と強調。介護職員になって2年目の女性は「アベノミクスでも給料は上がりません。より働きやすい環境にしたい」とのべ、ベテラン介護職員は「収入で家族が養えず退職する人が多い」と指摘し、介護職員のネットワークづくりに取り組んでいると報告しました。前日本医労連委員長の田中千恵子さんが講演し、日本共産党の奥村規子Facebook)県議が来賓あいさつしました。
 参加者らは「医療崩壊、ほっとけやん(ほっとけない)」など訴え、市内を行進しました。

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「医療崩壊、ほっとけやん」と訴える参加者ら=5月18日、和歌山市