自民悪政転換へ 共産党大きく 山下書記局長代行 演説会で訴え
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 10日余に迫った参院選で自身を含む比例5議席絶対獲得をと、日本共産党の山下よしきFacebook)書記局長代行・参院議員は6月22日、和歌山入りし、県南部を分刻みで行動、白浜、串本、那智勝浦各町で関係者と懇談・要望を聞き取り、新宮市で演説会に臨みました。前日の21日は国会から大阪に戻り、夜、枚方市の演説会で訴えました。

 原予定候補と 和歌山・新宮
 和歌山県新宮市では、原やすひさFacebook)選挙区予定候補とともに訴えました。演説会には一昨年、台風で大きな被害を受けた那智勝浦町など東牟婁郡からも参加者が詰めかけ会場はいっぱいに。新宮市長、那智勝浦町長、太地町長からメッセージが寄せられ、紹介されました。
 山下氏は、「アベノミクスの“3本の矢”には、国民の所得をふやす矢は一本もない。雇用破壊や社会保障大改悪と消費税増税をセットでやろうという5本の毒矢だと指摘。買上げと雇用の安定こそ大事です」と党の政策を語りました。
 旧古座町(現串本町)で住民が原発計画を撤回させた歴史に触れ、「原発をなくす道にすすむのが福島原発事故を経験した私たちの道です」とのべて、再稼働をさらに推進し輸出にも躍起になる安倍政権を批判。「いま、アメリカいいなり、財界中心、歴史逆行の三つのゆがみを抱え根本から腐りきっている古い自民党型政治から抜け出す転換点です」とのべて、そのための日本共産党の役割を詳しく解明しました。
 原予定候補は「紀伊半島をよみがえらせるには農林水産業を興していかなければならない。農業、林業を切り捨ててきたのはこれまでの政治。若い人たちを支援する国づくりをやらせてほしい」と決意を語りました。
 串本町から参加した女性(66歳)は「共産党にもっと大きくなってほしい。若い人に選挙に行ってと訴えたい」と話しました。


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