和歌山市、大阪・阪南
産廃建設いらない
“水質汚染の危険 指導を”
地元党市議と辰巳議員が環境省に
2013年8月26日
日本共産党の和歌山市議団と大阪・阪南市議、辰巳孝太郎(Facebook)参院議員らは8月26日、環境省に対し、和歌山市滝畑地域に建設予定の産業廃棄物最終処分場について、水質汚染などの危険性があるとして、和歌山市が建設を許可しないよう指導することを要請しました。和歌山市議団の南畑幸代市議、大阪・阪南市の古家美保(
Facebook)市議、大脇健五(
Facebook)市政対策委員長が、地域住民らとともに要望書を提出しました。
問題の処分場は、廃プラスチックなど5品目を埋め立て処分する安定型。230万立方メートル規模の大型のもので、予定地は大阪府に隣接しています。
南畑市議は、浄水場の集水域上流に建設予定地があり、飲料水が汚染される危険や巨大地震による崩壊の危険などを指摘。古家市議は、隣接する自治体も許認可権に関わる意思表示をできるようにと求めました。
環境省の担当者は、「環境上において安定化されたものだけの処分場」、「低コストで廃棄物を処理できる」などと説明。住民からは「(建設のために)森林伐採しないでほしい。洪水が心配です」(和歌山市滝畑地区・女性)、「子育てができ健康で安心して暮らせる街をのぞんでいる」(大阪・阪南市在住の女性)との声があがりました。
辰巳氏は、「安定型」処分場で事故が多発していることをあげ、「決して“安定”と言えない。水の問題ですから、汚染されてからでは遅い。住民のみなさんの声を聞いてほしい」と強調しました。
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