公立保育所存続を要求
    和歌山本会議で森下市議



2013912
 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の森下佐知子市議は9月12日、保育所問題や同和対策事業で市の姿勢をただしました。
 市立河西保育所の民営化問題で森下市議は、老朽化した園舎の耐震化と民営化を抱き合わせてすすめた市のやり方を批判。安全な工事と公立保育所の存続を求める保護者らの声に応えよと迫りました。
 小松孝雄福祉局長は、財政問題を理由に民営化推進を表明するとともに、河西保育所で保護者の賛同を得られないことをあげ「閉園したい」と答弁。民営化がいやなら閉園という方針に大橋建一市長は、「解決策を見いだすのは難しいが、保護者会との話し合いを続けたい」としました。
 森下市議は、2001年度末で同和対策事業の特別法が終結したにもかかわらず、和歌山市が実質的に法期限前と変わらない状態であることを「市民の間に壁をつくり問題の解決を遅らせている」と批判し、市営住宅問題を追及。川端正展建設局長は、「歴史的経過を踏まえ適切に管理する」と従来の答弁をくりかえしました。

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