基金103億円 福祉に回す
  紀の川市議選告示
   共産党3氏が奮闘



2013
11月12日                                  岡田つとむ             石井ただし               中村まき
 和歌山県紀の川市議選(11月17日投票)が告示され、日本共産党の岡田つとむ(61歳−現職)、石井ただし(38歳−現職)、中村まき(35歳−新人)の3候補が現有3議席の確保めざし奮闘しています。
 選挙は定数2減の22に26人が立候補。「前回支持してくれた人が今回は他候補へ、あるいは家族の分は他候補にと言われた」、「これまで来たことがない候補者が訪問してきた」、「共産党候補を応援しているのを知っているのに『新人に追い込まれ苦しい。助けてくれ』と泣きつかれた」などの激しさです。
 党3候補は「福祉と教育を削って次々とハコモノを建設。市のお金の使い方を変えないと市民の願いは実現しません。すぐに使える市の積立金(基金)は103億円あります」と財源も示し、中学校卒業までの医療費無料化や国保税引き下げ、学校給食の市直営を守ることなどを訴えています。そうしたなかで、「田舎なので共産党に入れたら商売がやりづらくなるかもしれないが、自分の意志を曲げるわけにはいかない」、「市長になんでも賛成のなれあい議会は許せない。共産党だけが頼りだ」と支持が広がっています。
 現地選対は「地縁・血縁のきびしい締め付けと同時に全市的に大掛かりに攻める候補者もいます。低投票率といわれるなか、きびしいせめぎ合いが続いています。3候補とも当落線上。なんとしても押し上げてほしい」と支援を訴えています。

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