住みよい和歌山市に 市政学習会開く 市長選勝利を
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 今年夏に実施される和歌山市長選に候補者擁立を決めた「活気ある住みよい和歌山市をつくる会」は2月6日、市政学習会を開きました。
 講演した和歌山大学の中島正博准教授は、和歌山市の現状について、人口が35年前より1割減り、国土強靭化と国体で公共事業ばかりやろうとしていると指摘。「紀淡海峡の橋はムダだが、生活道路は必要だ。公共事業に過度に依存しない地域経済をどうつくるのか。行政や商工会議所、銀行などともいっしょに考えてはどうか」とのべ、住民が主人公の地域をみんなでつくろうとよびかけました。
 日本共産党の姫田高宏市議は、引退を表明した大橋建一市長の市政について、住民の立場で国にものが言えず、同和事業を聖域化し、財政再建の多くを民間委託や市民負担増でやり、その削ったお金で売れない市の分譲地に国体を理由に20面ものテニスコートをつくろうとしていることなどを批判。「市民のくらしを守る市政が必要だ」と訴えました。
 各分野から市民不在の市政の現状や運動の成果が報告されました。

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