市民の借金で豪華施設建設   和歌山市政ウオッチング
  
2014412日             和歌山市スカイタウンつつじが丘に建設中のテニスコート          説明する姫田高宏和歌山市議(右から2人目)
 和歌山市長選の日程が8月10日投票と決まるなか、「活気ある住みよい和歌山市をつくる会」は4月12日、「市政ウオッチング」を実施しました。
 和歌山市が開発した「スカイタウンつつじが丘」は大きく売れ残り、たとえ完売したとしても大赤字になるというもので「開発ありきで始まった事業」と批判されています。ここに今、宅地が売れないのなら公共施設をつくればいいとでもいわんばかりに、市はテニスコートを建設中です。
 建設費は72億円。室内コートもある豪華施設でミズノグループへの管理委託費が約8000万円も必要です。ウオッチングガイドの姫田高宏市議は「市民に親しまれている土入(どうにゅう)のテニスコートは3000万円の黒字ですが廃止にする一方、市民の借金になる72億円を使って、毎年8000万円の管理委託費がいるものをつくるということです」と批判。参加者から怒りの声がわきました。
 ほか参加者らは、三つの小学校を統廃合する小中一貫校予定地や、市の税金も投入して建設された民間ビル、不公正な管理が続く旧同和住宅など市内各地を視察しました。

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