医師、看護師、介護職員増やせ 白衣の行進
    
                                                  訴える参加者ら                           2014517
 医師、看護師、介護職員を増やせと訴える「スリーウェーブ・パレード」が5月17日、和歌山市で実施され100人が参加しました。
 出発集会で講演した前日本医労連委員長の田中千恵子さんは、「運動が世論をつくる」と強調するとともに、医療や福祉を破壊する安倍政権の暴走を批判し、「私たちが変えよう」と訴えました。和歌山市の医師はあいさつで、過労死ラインを超えて働き続ける医師の現状を告発し、「本気で医師を増やす運動をしないと医療崩壊する」と訴えました。
 日本共産党から看護師出身の奥村規子Facebook)県議、坂口多美子・党和歌山市医療福祉対策部長があいさつ。医療や介護の現場から「2交替病棟の看護師が倒れ、亡くなった。それを見た看護師が『恐くなった』と退職した」、「介護職はこれからいよいよ重要になるのに若い人が来ない。生活できない賃金が問題だ」、「声をあげなければ何も変わらない」など訴えられました。
 白衣を着た参加者らは「安全・安心の医療・介護を実現しよう」など訴え、市内をパレードしました。

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