防災とオスプレイ無縁
      田辺市で学習会






2014524日                                                            講演する小泉親司氏=田辺市ビッグ・ユー
 10月に米海兵隊の垂直離着陸機オスプレイが参加する和歌山県の防災訓練が予定されている田辺市で5月24日、学習会と意見交換のつどい「防災訓練とオスプレイ」が開かれました。紀南9条交流ネット、田辺・西牟婁憲法会議、地評西牟婁支部、地域平和委員会がよびかけました。
 県は田辺市、白浜町、串本町で訓練実施を予定し、オスプレイの離着陸場は旧南紀白浜空港跡地と現在の南紀白浜空港(いずれも白浜町)を拠点とするとしています。
 つどいで、日本共産党元参議院議員で安保破棄中央実行委員会事務局次長の小泉親司氏が講演。防災や災害時の救援体制、どんな訓練が必要かということは県が県民の命を守るために責任をもって明確にすべきとしたうえで、米軍やオスプレイの防災訓練参加の目的は軍事訓練の一環であり、防災とは無縁のものだと強調しました。
 オスプレイの訓練が広げられることは、全国に墜落と爆音被害の危険を広げることだとのべ、軍事同盟から脱し紛争を平和的に解決しようという世界の流れのなかで、日本がオスプレイというアメリカ軍の侵攻の象徴を全国に広げようとしていることの異常さを訴えました。

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