新入党員20人 「節目標」達成 安倍政権の暴走とたたかう党に共感
    共産党和歌山北部地区委員会
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 和歌山県北部地区は「山下よしきFacebook)書記局長を迎えて開く『集い』(6月7日)までに新入党員20人を迎える」と行動を広げ、8日までに15%の支部が20人の新入党員を迎え、節目標を達成しました。

 「月間」型活動にしようと
 「幹部会決議を討議したらその場で行動を具体化する。情勢と党の役割、『月間』の意義を語り合い、目標と期日に執念をもって率直に提起すれば、党員は応えてくれる。北部地区にはやればできる″力があるという確信が地区内に広がりつつあります」と前久(まえ・ひさし)(Facebook)地区委員長は言います。
 5月に迎えた新入党員は3人にとどまり、日刊紙を前進させたものの日曜版読者を大幅に後退させました。6月2日の地区二役会議では、改めて「躍進月間」の意義と情勢を討議しました。「地区委員長が最終盤に日曜版読者の前進は無理だ≠ニあきらめてしまったことが、議員や支部、党員の力を引き出せなかった原因。6月は『月間』らしく目標と期日をあいまいにせず、毎日推進会議を開こう」、「6月7日の『集い』に対象者を誘って参加する支部を広げるとともに、平日から連日飛躍をつくるために、支部長と議員・予定候補者・元議員に奮闘を訴えよう」と話し合いました。
 6月2日と3日に開いた支部長会議でこの方針を徹底し、和歌山市議団には、「議会前で忙しいのは分かるが、短時間でも拡大行動の時間をつくってほしい」と提起しました。和歌山市は来年の県議選・市議選で、前回減らした議席の回復をめざします。「絶対に全員当選させるためにと、提起を正面から受け止めてくれた」と前委員長は言います。
 3日に藤井健太郎前県議と松坂みち子Facebook)、南畑さち代両市議が4つの支部で4人の新入党員を迎えました。6日には、和佐支部が6年ぶりに長年の読者夫婦を党に迎えるなど、渡辺忠広Facebook)、森下さち子、松坂の3市議と、原矢寸久Facebook)県書記長らの援助も受けて4つの支部が6人の新入党員を迎えました。
 毎日、常任委員と議員・候補の推進会議を開いて経験を交流し、だれがだれにいつ働きかけるのかまで行動を具体化し、毎日のニュースで経験を地区役員と支部に伝えました。5日の常任委員会、6日の地区委員会総会で改めて方針を意思統一し、具体化を進めました。

 「集い」会場で5人が入党
 「集い」での山下書記局長の訴えに、「暴走を止めなければ」、「共産党を大きくしないと」という感想がたくさん寄せられました。会場の入党相談コーナーには、開会前に前日入党を働きかけた夫妻が申し込みに渡辺市議と共に訪れました。「20代から共産党を支持してきた。最近は産廃問題で共産党の人たちといっしょに運動している。党員としてがんばりたい」、「共産党は弱い者の味方。ここぞという時にはがんばってくれる」と話しながら申込書に記入し、山下書記局長を交えて固く握手しました。
 講演後、入党相談コーナーは次つぎ訪れる人たちの熱気があふれました。日曜版読者の女性が入党を申し込んだ名草南支部の支部長は、「十数年ぶりの新入党員です。うれしい」と喜びを語りました。
 節目標まであと5人となった6月8日には、朝9時から結集会議を開いて、午前、午後、夕方からの行動を具体化。前委員長、かとう直人Facebook)県議候補、中村あさと市議候補を先頭に行動し、午前中に3人、午後の県委員会総会後にも、2人を党に迎えました。「赤旗」読者は日刊紙7人、日曜版17人を増やしています。

 草の根で活動 身近な人が決意
 20人の入党には特徴があります。党員と同じようにがんばっていても入党まで踏み切れなかった人たちが、決意してくれたことです。つらい戦争体験を初めて話してくれた人、「安倍さんの危ない道を目の当たりにして、いまが入党を決意すべき時だ」と入党したなど、暴走を食い止めたいという強い思いが、入党の決意につながりました。
 安倍政権と正面からたたかい、草の根で奮闘する党の姿に共感していることも共通しています。
 党員の家族など、身近な人の入党も相次ぎました。党員の若い子どもが入党し、20人目は党員の妻でした。

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