戦争 絶対させない 集団的自衛権行使容認 閣議決定に抗議
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 「日本を『殺し、殺される』国にするな」、「『海外で戦争する国「』づくりを許すな」―安倍政権が集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を強行した7月1日、関西各府県では怒りの声がうずまきました。


 和歌山 緊急昼デモ
 和歌山県地評が呼びかけた「集団的自衛権の閣議決定を許すな!緊急昼休みデモ」が7月1日、和歌山市で実施され、120人が参加しました。
 和歌山市役所前での出発式で武内正次県地評議長は、自民・公明が強行する集団的自衛権の行使容認の閣議決定を糾弾。「憲法9条で戦争しない国のありようを根底からつくりかえるものだ。いったんつくられたら無制限に拡大される。なぜアメリカの引き起こす戦争に日本の若者が血を流さなければいけないのか」と怒りをもって告発しました。
 関節リユウマチでつらい体をおして参加した和歌山県難病団体連絡協議会の女性は、「戦争は障害者をつくります。戦争になったら障害者は生きていけません」と怒りました。
 参加者らは、「9条守れ」「戦争するな」「解釈改憲ぜったい反対」など訴え、炎天下の市内を行進し、沿道の注目を集めました。

 宮本たけし氏が訴え
 宮本たけしFacebook)衆院議員は7月1日、JR和歌山駅前、南海和歌山市駅前で、集団的自衛権行使容認の閣議決定は撤回せよと訴えました。
 宮本議員は、憲法9条のもと自衛隊が戦争で1人も殺さず、1人も殺されなかったことを強調。集団的自衛権が日本を守るものでも、日本人を守るものでもなく、アメリカの戦争に参加するためだと告発し、「憲法上許されないとしてきた半世紀の積み重ねを与党だけの密室協議で変えるなど、憲法を破壊するクーデターだ」と糾弾しました。宮本議員の恩師、和歌山大学の山本健慈学長が「しんぶん赤旗」に登場して「声を上げ続けます」と決意を語るなど、各界から戦争する国にさせない声があがっていることを紹介し、「閣議決定は撤回しかない」と訴えました。
 街頭では日本共産党和歌山県委員会、同北部地区委員会、民主青年同盟が宣伝や署名、シール投票にとりくみました。署名した男性(43歳)は、「憲法で平和が守られてきたのに加速度的にアメリカの戦争に巻き込まれる。昔のような戦争の犠牲者になる人が出る。反対です」と話しました。

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