終戦記念日 憲法生かす国づくりを
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 69回目の終戦記念日の8月15日、「戦争する国づくり」は許さないと関西各地でも宣伝や集いが行われました。

  和歌山  「軍靴の足音が近づいている」
 日中友好協会和歌山県連合会と同海南支部は、海南市にある日中両国平和の塔」前で「日中不再戦のつどい」を開き、30人が参加しました。
 つどいで橋本武人県連理事長は、安倍政権の集団的自衛権行使容認の「閣議決定」や沖縄県名護市辺野古沖へのブイ設置強行などを批判し、「軍靴の足音が近づいている。今日のつどいのような取り組みが重要になっている」と強調しました。来賓あいさつした雑賀光夫Facebook)県議は、志位委員長が安倍政権打倒をよびかけたことを紹介し、平和を守るため全力をあげる決意を表明しました。
 塔への献水のあと開かれた戦争体験を聞く会で、元市議(無所属)の尾崎弘一さん(75歳)は、自宅から50メートル先に爆弾が落ちた空襲体験を振り返り、同空襲で44人が亡くなり、空襲の地に地元の人たちで慰霊碑を建てたことを紹介。「碑には『限りなき平和を誓う』と刻まれています。体験を語り継ぎたい」と話しました。また、橋爪利次さん(85歳)が戦闘機から機銃掃射され川に飛び込んで助かった体験を、山田信雄さん(85歳)が中国大陸での戦争体験を、大松宏さん(85歳)が大阪大空襲の体験を語りました。

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